ワイズメンズクラブとは? ─YMCAと共に─
1922年(大正11年)ワイズメンズクラブは、米国オハイオ州トレド市で誕生、トレドYMCAは、毎年YMCAをバックアップする会員を新規募集するためのキャンペーンを実施していました。
その会員募集の方法として、当時、誕生し始めていたランチョンクラブを活用をした方法を採用しました。
ランチョンクラブとは、1990年代に米国に生まれた会合形式で、毎週1回の決められた日に会合を持ち、各業界の権威を招いて会食、その後に話を聞き、会員は相互に情報交換を行い、それぞれの仕事に役立てる会合でありました。
トレドYMCAでは、エバンス主事の呼びかけでYMCAの維持会費(資金応援)の100ドル以上を集めた17人の会員によりランチョンクラブを結成し、そこの会員は、いずれもYMCA活動と、地域活動に情熱を燃やす会員であり、これが、ワイズメンズクラブのはじまりでありました。
(日本ワイズメン70年史より抜粋)
ワイズメンズクラブ活動は、地域のYMCAを支援すること、地域の青少年の健全育成、全世界で困難を
極めている地域への支援をしております。
日本におけるワイズメンズクラブの歴史
1928年(昭和3年)4月、米国留学から帰国した奈良傅が中心となり大阪ワイズメンズクラブが
組成され、国際協会に加盟しました。
1932年に日本区を設立、その後、各地でクラブも増え、1997年には、日本国内を東西に分け
東日本区・西日本区の2区としました。現在、全国に151クラブ、約3,000名が活動に参加を
しています。
ワイズメンズクラブ組織図
国際本部:スイス ジュネーブ
国際本部を頂点として、アジア地区、欧州地区、アフリカ地域、北米地域、南米地域の151国で設立
され、東日本区・西日本区はアジア地域に所属をしています。
また、東日本区は、湘南沖縄部を含む7部で構成されています。